むぎょっていこう

むぎょの日常と遊戯王と腐女子ネタの長文。

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死ネタ注意のネタバレ説明文は必要か否か? 一次と二次で分けて考える


 むぎょだよ。今回のテーマは「死ネタ表記の是非について」。

 Twitterに投票機能がついてしばらく経った。腐女子界隈では、こんな二択がタイムラインを騒がせている。

 


 11/6の20:00現在、 「ネタバレでもあった方がよい」と「ネタバレするくらいならない方がよい」は半々の票が投じられている。それだけ個人での考えが分かれているのだろう。トレンドワードに「死ネタ」が入るほど話題になっている。

 設問には 「一次二次創作問わず」とあるが、こればかりは作品の形態によって意見が変わるものだろう。

 なぜなら、一次創作と二次創作では「その作品をなぜ読みたいか」という目的の違いがあるからだ。


 もくじ

一次創作の死ネタについて

 ミステリーで人が死んで騒ぐ人はいるだろうか? また、恋愛映画で人が死んで騒ぐ人はいるだろうか? というのは愚問でしかない。カテゴリーの傾向上、演出で死人が出ることが充分に予測できるからだ。

 

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 子供をターゲットにしたアニメで死ネタをやるにはある程度描写を工夫する必要があるが、遠くのお星様になる分には誰も文句を言わないだろう。残酷な死に様を晒すとなれば、また別の話になるけれど。

 一次創作において「死ネタが苦手なので配慮してください!」は「ペットを飼っているので動物が死ぬ描写をやめてください!」に匹敵する見当違いな文句である。「この作品は私には合わなかったな」で済ませない方がおかしいのだ。

ただし、犬が死ぬか死なないかがわかるという情報サイトは需要があるらしい。

 犬がどう扱われているかわかるサイト→Does the Dog Die?

 

 

 

二次創作の死ネタについて

死ネタ表記が必要だとされている根拠

 二次創作を手に取る理由は様々だが、大体は「原作だけで満足できない」から作品を探して読みたがる。それは原作中で出番が少ないキャラクターの活躍だったり、原作の中で謎になっている部分の補完ストーリーだったり、キャラ同士の恋愛物語だったり。求めるものは多々あれど、二次創作の主流はキャラ中心の作品である。

 キャラAが好きな人たちがいるとしよう。「Aが大活躍する作品」「Aが愛される作品」はもちろん進んで読みたがる。しかし、「キャラAが死ぬ作品」を手に取るかは個人で異なるはずだ。
1.「キャラAがどうやって死ぬか見たい」2.「死ネタが特段好きというわけではないが苦手でもない」人もいれば3.「キャラAが死ぬところなんて悲しすぎて見たくない」人もいる。

 死ネタの注意書きというものは主に、1番目と3番目の人に向けて行うものだ。1番目に向けて「この作品にはあなたの好きな死ネタがあります(だから読んでね)」3番目に向けて「この作品にはあなたの嫌いな死ネタがあります(だから読まないでね)」という言葉。


 前者はプロモーション、後者は注意書きとして使われる。前者を怠っても「死ネタが見たいのでちゃんと表記してください」と怒る人はそんなにいない。死ネタの表記をしてくれと懇願するのは主に後者だ。

 

二次創作で死ネタを表記する義務はあるかどうか

 本来ならば「このキャラが死にます」と表記したほうが何も言われないし平和なのだが、ここで問題がある。
 作品中でキャラの死が物語のオチになっていたり、謎を解く鍵となっているところ、つまり「死ネタ表記が物語のネタバレになる場合」だ。ミステリー形式でなくとも、作者が「物語の最初から内容をバラしたくない」と思えば、物語の最初でキャラが死のうがネタバレということになる。

 作者とて神様ではない。渾身のトリックのネタにキャラの死が入っていて、オチをバラした時点で表現したいことが成立しなくなるならば、あえてキャラの死を伏せたいという思いもある。それは誰も責めることはできない。

 R-18やグロ表現は法律上表記する義務が多分あったはず*1だ。BLGL男女カプ、パロディ・クロスオーバーについての表記は【あくまで親切で表記している】のであって決して義務ではない。死ネタも例外ではない。

 死ネタ表記は、ネタバレになってもならなくても、義務ではない。
 死ネタが嫌いな人に恨まれこそするけど、文句を言われる筋合いはない。
 だから、安心して堂々と「注意書きナシで」死ネタを書いてほしい。
 死ネタが嫌いな人からは見放される、ただそれだけのことだから。

 しかし、もし配慮したいのならば「死ネタ注意」「このキャラが死にます」等の注意書きをしても別に問題ない。オチに関係ないからバレても問題ない、オチがバレるけど苦手な人に配慮したい、そういう人は遠慮なく注意書きを記せばいい。

 悪者は、「死ネタ注意という注意書きを勝手に義務と決め付ける」人々である。
「このキャラが死ぬなんて思わなかった」「心にショックを負った、どう責任を取ってくれるんだ」と騒ぎ立てる人は一切無視して構わない。あくまで需要を知るためのマーケティング的側面で参考にして「死なないようにすればもっとたくさんの人が読んでくれそうだな」と採用するのは問題ないけど。
 キャラの死を描きたくて描いたならば、ワガママな罵倒に耳を貸す必要はない。無視しよう。

「キャラの死が苦手だ」という思いについては、誰も否定できない。悲しいと思う場所は人それぞれだから。
 しかし、自分の苦手な描写があったからといって作品そのものを否定したり作者をこき下ろすことはあまりよろしくない。個人の好みの問題、その範疇から出ないことだから。

 

 

 

おまけ:他の特殊とされる要素について

 重ねて言うが、一次二次問わず【BLGL男女カプ、キャラ崩壊注意、パロディやクロスオーバーなど】については表記そのものが「探しやすいように」「避けやすいように」という作者の親切であって義務ではない。読者側からは「こんな表記をしたほうがいいのでは?」という提案こそすれど、作者がそれに従うかどうかは作者自身が決めることだ。

 

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おわり

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  私自身は生存ifも死ネタも食える人だよ

*1:(義務があるのはマンガやイラストのみ、文章には多分言及はなかったと思う/ここらへんの情報提供求む)